フゥーハハハ！
今日はラジ館にやってきたぞ！
しかし…人工衛星衝突の影響か、工事中らしい。
中に入れないというのは癪だが、せめて目の前に来たという証拠をここに刻もうではないか！

貴様らの低俗な脳では「この服は今回の為だけに用意された」と認識されているだろう。
しかしそれは大きな誤りだ！

この服は全て私が元々持っていたものなのだ…！



数日前、私はラボメン達からDメール・・・もとい秋葉原探訪へのお誘いメールを受け取った。
その折、我がラボのブラウン管画面に映し出されていた映像は、そう
”シュタインズ・ゲート２４話”

何かを感じた私はラボ内の特殊衣料収監シェルター・・・通称「ローレライの棺」を数年ぶりに開放した。
そして再び邂逅することとなる。
かつて世界構造把握の所業を為すがため纏いしその”白衣”と・・・

ローレライの棺は呼んでいたのだ、この私を。
その中に収監されていた衣類は、白衣だけではなかったのだ。
淡色のズボン、暗色のベルト、黒色の靴下、緑色の靴・・・
そして大学生の部屋にあるまじき完全無地のインナーシャツ・・・！

「これが運命石の扉の選択だよ」

誰かの声が頭に響いた。
どこか懐かしい様で、他人行儀な、そんな声が。
時計に目を落とす。
集合時間が、迫っていた―――――――


フゥーハハハ！今日は十分に楽しませてもらった！
それでは・・・
エル・プサイ・コングルゥ！！

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